大阪GRIND AID

RUMI2005-03-21

前例のないイベントだった。こんな光景見た事ねえ!って光景ばっかり見ました。
ステージの前にスケートのランプが設置されスケーターが滑る、飛ぶ、その背後でバンド、MC、DJが演奏し、上のフロアではLIVE TATOO、PAINTINGが繰り広げられていた。
かなり前から凄く楽しみに、かつ気合いを入れていたイベントだったので自分のライブも相当力の入ったものとなり、もう何回も一緒にライブをやってきたSKEの恐ろしい才能を改めて実感した。あいつはスゲエ。SKEと一緒にこのイベントに出れてよかったわ。
他出演者はBOBO BRAZILという初めて見た徳島のバンドが糞やばかった。
やたら良かった。東京にも呼びたい。BOBO BRAZILの時はスケーターも凄くて、その演奏とスケートが融合した空間は凄まじいものになっていた。CORRUPTEDはあたしが見た事ある中では今までの雰囲気と違い・・・・・あたしの言語能力では伝えきれんし、教えない〜。とにかく最高かっこよかった。こりゃーね、見なきゃ解らない、凄まじかったよ。
スケートボードってのはスポーツとかカルチャーを通り越した何か特別な魅力がある気がする。何だか解らないアタクシでも、ウマイとかそう言う事だけに納まらず人の「本気」が伝わってくる、その逆もしかり。何度も何度も繰り替えしランプを滑る様は、そのたびに自分の限界を撃ち破るべく、かつそれを全身で楽しんでる本気の遊びのようだった。
もう、音楽でもスケートでも一緒で「本気」が伝わってくる人たちってのはジャンルやウルサイ説明ぬきに、心に入ってくる。平然と一線も限界もこえる。

ひとつ残念なことに予定されていたANTI HERO TEAMのショータイム(!?)は行われなかった。ほんとにANTI HEROだよ、まったく!! 来ただけでもすごいらしいけど、なんか悔しいわ。
来日予定のミュージシャンが来なかったり、ライブをドタキャンしたり、来たと思ったら口パクだったりと、あたしは外人にがっかりすることが多い。日本をナメンなよ!とかいって。こーゆーの「有り」にしちゃうとダメ〜再発するもの。賛否両論でてるようだが、あたし的には全然「無し」です。
もちろん外人でもちゃんとしている奴もいれば、日本人でもドタキャンする人とかもいます。
コントロール不可能なのが「らしさ」というのは履き違えている気がする、金払って見に来てる人がいるんだもの。うーん、困ったもんだわ、こういうの。解るようで、解りたく無いわ。

ともあれ、このイベントを企画し実行したこと自体がアツイ。早くから集まってランプを設営してた人たちの仕事っぷりにちょっと感動した。意味わかんないかもしれないけど、それは美しい光景だった。主宰のhevi氏のいろんな魅力が色々な場面で垣間見えた。

すんげー人だと思う。